コラム

 公開日: 2018-04-30 

空き家管理に必要な防犯対策 対策を怠るととんでもないことに!

人が住んでいない空き家を、普段、私たちはどんな感覚で見ているでしょう。
「不気味だなぁ…」と感じる古びた空き家もたくさんあります。
中には「もったいないなぁ、ちゃんと管理すればいいのに」と思う立派な門構えの空き家もあります。
いずれの空き家も手入れが行き届いていなければ、景観から浮いて負のオーラを出しているように感じませんか?

そんな空き家に歪んだ視線を注ぎ、つけ狙う人がいることも見逃せません。
空き家に侵入し、勝手に生活をはじめる“住みつき被害”や、空き家を利用しての詐欺事件も起きています。
今回のコラムは、空き家を取り巻く犯罪や防犯対策についてです。

空き家で起こる犯罪について

人の目が行き届かない空き家は、不審者に物色され空き巣被害が発生したり、勝手に誰かが住みつきやすい条件がそろっています。

家財道具を持ち去る泥棒被害は、全国的に起きています。
空き家の水道や電気を無断使用し、生活ゴミを散乱させて住みつくケースも増えています。
継続した住みつき被害のリスクは大きく、衛生状態の悪化も懸念されます。

生活のために使う火やタバコの火の不始末などで、火災が発生することもあります。
いつのまにか非行少年の溜まり場となっていたり、犯罪現場となる可能性も否定できません。
不審火の発生や建物に対してのいたずらが起きることも懸念され、燃えやすい枯れ草やゴミ、ポストに溜まったままの郵便物などへの放火の危険性は非常に高いといえます。

空き家に目をつける犯罪グループも存在します。
だまし取った商品の送り先や特殊詐欺の送金先に空き家を利用するなど、背後に国境を超えた組織がいる場合もあります。

集合住宅の空室が悪用される例もあります。
不正入手したクレジットカードを使用し、インターネット販売で購入した家電製品を住民になりすまし受け取っていたのは、犯行グループに雇われた中国人女性。近隣住民の通報により住居侵入罪で逮捕されましたが、詐欺グループによる空き室を使った事件として注目を集めました。

所有者だけでなく、空き家で発生する被害が周辺に及ぼす悪影響は多岐にわたり、ほったらかしの空き家が一軒あることで、治安悪化を心配する地域の声が上がることも少なくありません。

「管理を怠る→景観破壊→治安の悪化」という負の連鎖

「割れ窓理論」をご存知でしょうか?
窓ガラスを割れたままにしておくと、その建物は十分に管理されていない印象を持たれ、気軽にゴミを捨てる人が増える場所になるという理論。そしてゴミが多くなると地域の環境は悪化し、やがて凶悪な犯罪が多発するという、アメリカの心理学者ジョージ=ケリングの提唱です。

景観破壊が治安悪化に繋がるのは確かです。
ひとつの地域内に管理されていない不動産が目立つと、周辺全体が管理できていない地域であると見なされ、訪問者に悪い印象を与えます。
防犯や防災上の不安は地域内で増幅し、住み手の満足感も大きく損なうこととなるでしょう。

また、所有者が放置したままの空き家で事件性のある出来事が起きても、発見は遅れがちです。被害が拡大するリスクも高いと言えます。

事件があった場所、犯罪に利用された場所というレッテルがつくと、いざ空き家を貸し出そう、売りに出そうという時にも、住み手や買い手は付きにくく、所有者の負担は厳しいものとなるでしょう。放置したことによる代償と言える結果かも知れません。
最近はインターネットの事故物件サイトなども存在し、問題の起きた場所の特定やチェックが誰でも簡単にできてしまいます。

一軒の空き家だけのデメリットではありません。防犯面に不安のある空き家の存在は、地域の資産価値を下げることにも繋がります。
確かに、今にも崩れそうな空き家が隣に建っている土地に、新しい家を建てたいと思うでしょうか?多くの人が欲しいと思わない土地や家は、平穏で景観の整っている地域よりも安値で取引きされることになります。

空き家から生じる問題がたび重なると、近隣住民の不満が沸き起こり、大きなトラブルに発展しかねません。

空き家の防犯対策を考えよう

何者かが空き家で日常的な生活をはじめる住みつき被害。
火をつけやすい場所を探している放火魔にとっても好都合の空き家。
こうした招かれざる客をおびき寄せないためにも、空き家を隠れ家的な存在にしない努力が必要です。

第一に所有者が常に出入りをしている、管理が行き届いているというアピールが大切なのです。
手入れのできていない古びた建物、ポストから溢れ出ている郵便物やチラシ、庭に生い茂った雑草、伸び放題の樹木がある空き家は、狙われやすいと言えるでしょう。

家のメンテナンス、定期的な巡回や清掃、庭などの表から目立つ部分のお手入れ。誰かが管理している印象は心理的な防御に繋がります。

不審者の侵入を防ぐ敷地周辺のフェンスや、監視カメラ・センサーライトの設置、足を踏み込むと音が鳴るじゃりを庭に敷き詰めて不審者を威嚇するなど、防犯グッズも使い方によっては有効です。

でも最大の防犯対策は、やはり人の目による確認ではないでしょうか。

いつかは売却したいけれど思い出の詰まった家をしばらく残したいという方。
このまま放置することになりそうな空き家の防犯や、地域全体の治安を考える時、空き家管理を専門業者に託したいとのニーズも高まってきました。

株式会社創建は、空き家の清掃や通気、郵便物の整理などのサービスはもちろん、不動産売却や立て替えのサポートなどの相談も承っています。

この記事を書いたプロ

空き家管理パートナー(株式会社創建) [ホームページ]

職人 上村健司

千葉県茂原市法目759-1 [地図]
TEL:0120-019-248

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